2016年現在、究極の仕事術。管理すべきは「タスク」や「時間」ではなくて、、、

昨日の午後は新宿でコピーライティングのコンサルティングを3時間ほど提供して、クライアントさんが「前から気になっていたんだよね」というサードバーガーでバーガーをぱくついて、それから紀伊国屋でコピーライティングのおすすめ書籍を教えて解散した後、椿屋珈琲に入って企画のプランニングをしていました。

 

最近、仕事のスピードがかなり向上した気がします。毎晩 日記をつけたり、一週間の振り返りをしていたりという定点観測をしているとよくわかるのですが、(もちろん常にベストパフォーマンスを発揮できるというレベルには至ってはいないものの、)以前に比較してここ最近、仕事の効率が大幅に向上した感があります。

寝る前に一日を振り返って、「ああ、今日は充実していたな」と自然と思える日が、かなり増えてきた気がします。

 

個人的に「たぶん理由はこれだな」と思うところがあって、それを今日は書こうかと。

結論から先に書いてしまうと、「タスク管理」や「時間管理」ではなく、「コンディション管理」に集中してからというもの、劇的に生産効率が改善しました。

一般的に、本屋にならんでいる仕事術の書籍は「タスク管理」や「時間管理」を謳っていることが多いですが、個人的に本当に効果があった「管理」項目は、タスクや時間ではなくて「セルフ・コンディション」でした。

仕事術の目的は、「最も重要な仕事を最も優先して片付けること」だと思われますが、これを達成する最高の手段こそが、僕にとっては「自分管理」だったのです。

 

タスクや時間、スケジュールではなくて、コンディションを管理する。ちょっと奇異に聞こえるかもしれませんが、これというのは言い換えれば、すべての判断を「最優秀な時の自分」=「コンディションが整っている時の自分」に託す、ということです。

つまり、ふだん僕がエネルギーを注いでいるのは、「『ピーク時の自分』をなるべく多くの時間、顕現させること」だけで、それ以外の本質的で重要なすべての判断は『ピーク時の自分』に全部おまかせなのです。

言い換えれば、「伊藤」という人間を二人に切り分けるイメージでしょうか。『ピーク時の自分』と『ピークでない自分』です。これは例えるなら芸能事務所のようなもので、『ピーク時の自分』がスタータレントであり、『ピークでない自分』は裏方のマネージャーです。

 

タスク管理も、スケジュール管理も、ライティングも、打ち合わせも、コンテンツ制作も、あるいは取り組むプロジェクトの取捨選択も。すべての仕事をこなすのはスタータレントである『ピーク時の自分』です。

一方、裏方のマネージャーである『ピークでない自分』には仕事をさせてはいけないというか、仕事をさせる意味が無い。だって、タレントでないマネージャーが何時間TVに出たとしても、貰えるギャラは0円ですよね?

『ピークでない自分』が仕事をしても1円も生み出さないから、『ピークでない自分』には(本質的な重要な)仕事をさせないのです。

 

では、マネージャーである『ピークでない自分』の果たすべき仕事とは何か?

それは、『ピーク時の自分』が顕現する時間を最大化させるためのベストを尽くすことです。

『ピークでない自分』はこのために、良い素材と水、調味料を使った食べ物を口にするよう心がけ、適度な運動をこなし、疲れをリフレッシュすることに集中します。あとは、スタータレントにやらせるまでもない細かい雑務なども「彼」の仕事です。

さらに言うと、『ピークでない自分』時の行動は、なるべく多く習慣化・ルーティン化していたり、マニュアルやクレドに方針を明文化しています。いちいちゼロから考えさせて行動させてると、『ピークでない自分』は多くの判断ミスを犯すからです。だから、習慣やクレドで「飼いならし」ているのです。

 

「一日の中で、今の自分が『ピーク時の自分』と『ピークでない自分』のどちらなのかを、どうやって見極めるのか?」と疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。

これについては日々 自分を観察して見極めていく他ありませんが、僕の場合は、前日に正常な食事、正常な睡眠、正常な運動、正常なストレスレベルを保っている限り、ほぼほぼ13時までは「スタータレント」である『ピーク時の自分』が顕現する、ということが、データ(仕事の捗り具合を記す日記)によってわかっています。

例えばこの記事を書いている現在時刻は12:35ですが、恐らくあと30分くらいはスタータレント状態です。恐らくこの記事をアップした後に集中力が途切れて、今日という一日の中で、最も生産性の高いパートが終わると予想されます。

 

最近あらためて思うのは、誰かが言っていた「働かなければ働かないほど収入が増える」は、ある程度は真実なのだな、ということです。

働かないということは疲れないということで、つまりは『ピーク時の自分』が顕現する時間が増えやすいということです。そして『ピーク時の自分』が顕現する時間が多いということは、ひとつひとつの判断が最適化されて、結果、働かないのに収入が増えるという逆転の現象が起こりうるのだと思います。

結局、収入における80:20の法則において、80を占めるのは「労働時間」や「こなすタスクの量」ではなくて、「正しい判断」であり『ピーク時の自分』が顕現する長さではなかろうか、と思っている次第です。

 

ということで、2016年現在、僕にとっての究極の仕事術のお話でした。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 勘司

練馬区は武蔵関で、セールスコピーライターやプロモーターをしてご飯を食べています。
ゼロからセールスライターを超える長期企画「GIANT STEPS」運営中。

もともとは千葉の鉄鋼会社で生産管理エンジニアをしていましたが、副業で始めたビジネスで独立しました。

好きなものは、静かで落ち着いたところ全般。ソファーのある喫茶店とか鎌倉の報国寺とか、たまりませんね。最近は座禅とか瞑想とかにも興味あり。

苦手なものは、高いビルがある風景とか人混みとか。あと運動全般。「フットサルやろうぜ!」って声を掛けられると、いつも申し訳なさそうな顔をしてやり過ごします。