良きセールスマンは矛盾する2つの心を昇華させている。

今日はこれから9月のインド旅行について、JTBのスタッフさんとハングアウトで打ち合わせ。

一緒に旅に行くワイルドサイド部メンバーの望月さん(肌がもちもちしているので、いつももっちーと呼んでいる)からの紹介で繋いでいただいて、ツアープランを提案いただいたのだけど、「インドは危険なので、全編バスとツアーで日程を埋めたほうがよろしいかと思います」とのこと。

確かに仰るとおりなんだけど、それじゃ全然ワイルドサイドじゃないよなーと悩み中。もともと、「インドの空気って、濁った水槽の中で目を開けてるようなものらしいぜ」というどこから拾ってきたのかわからない情報を引っ張ってきて抵抗を試みる一部メンバーを説き伏せてでも旅先をインドに決めた理由からして「インドが一番ワイルドサイドだから(だって僕ら、ワイルドサイド部だし)」だったりするので、この路線はどうなのか。

ここまで書いて思ったけど、主宰の島田さんが意図するところの「ワイルドサイド」というのは「ひたすらリスクの道を行く」を意味するのでは必ずしも無いんだろうな、コミュニティにおける定義のズレ、魂のズレって大変だな、と他人事のように考えながら、あと数十分ではじまる打ち合わせを前にしてブログを書いています。

 

ここでいつものごとくまったく別の話題に飛ぶのですが、セールスの難しさというのは、矛盾する2つの心を昇華させるところにあると考えています。

いきなり何を言っているのかというと、つい昨日、僕のコンサルティングの元クライアントが自サービスのセールスにおいて、僕から見て不合理な判断を下して不利益を自ら被っている姿を目にしたのです。もう少し正確に言えば、彼のセールスのポリシーや最近の成果についてチャットで報告を受けて、「それはちょっと違うのでないか?」と思うところがあり、その旨お伝えしたところ「仰るとおり」との答えが返ってきた次第なのですが。

僕から見て違和感を感じたのは、彼の善良な人間としての心と、セールスする主体としての心のバランスというか、ベクトルのズレです。

 

僕が思うに、優れたセールスマンに共通する心構え、マインドセットとして、「矛盾する2つの心を昇華させて哲学と化している」というものがあります。

何と何の矛盾かというと、「ひとりの人間としての相手への尊敬の念」と「冷徹なビジネスとしての判断」で、この2者の関係を矛盾というとあまり正確では無いのではと思いながら今キーボードを叩いていて、要は、どちらの心も必要だし、2つのベクトルの方向性を合わせるのが大切だってことなのですが。

 

「今自分が売っている商品は、顧客にとってベストなものか?」という問いは、人間としてのセールスマンの心にたえず浮かぶものですが、同時にセールスマンは自分の商品を売っていかなければ食べていかれないわけで。

善良なセールスマンの心におけるこの葛藤というか苦しみをいかに昇華して哲学におさめるかにおいて、その人が「良き」セールスマンとなるカギがあるように思います。

 

この葛藤の苦しみは誰しもが道の途中で経験するもので、あるいは永久に付き合い続ける葛藤なのでしょうが、彼を傍から見ている僕としては「良い淘汰圧がかかってるね」とひっそりエールを送る次第ですが、

まず大切なのは「自分が為さねばならないこととは何か?」と「自分が顧客に提供できる幸福とは何か?」、そして「自分は何に対してどのように覚悟を決めるのか?」という質問に誠実に答えていくことかと思います。

輪郭が曖昧なままで臨むセールスが良い成果をもたらすことは少ないように思います。逆にいえば、セールスの改善を望む人は、まずここの質問にひとつひとつ、静かに答えていくところから始めると良いかと思います。

すべてが一本につながった瞬間、ブレイクスルーが訪れるはずです。

 

PS.

「矛盾する2」をイメージさせる写真とか無いかな、って探してみたら、先日沖縄に行った時の島田さんとふんどし部部長の「2ショット」が出てきたので、「2」つながりでいいかなと思いまして。ダメですかね?

salesmanship

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FROM : 伊藤勘司

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ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 勘司

練馬区は武蔵関で、セールスコピーライターやプロモーターをしてご飯を食べています。
ゼロからセールスライターを超える長期企画「GIANT STEPS」運営中。

もともとは千葉の鉄鋼会社で生産管理エンジニアをしていましたが、副業で始めたビジネスで独立しました。

好きなものは、静かで落ち着いたところ全般。ソファーのある喫茶店とか鎌倉の報国寺とか、たまりませんね。最近は座禅とか瞑想とかにも興味あり。

苦手なものは、高いビルがある風景とか人混みとか。あと運動全般。「フットサルやろうぜ!」って声を掛けられると、いつも申し訳なさそうな顔をしてやり過ごします。