【那覇 国際通り徒歩圏】観光ガイドに載ってない!静かに過ごしたいあなたのための癒し系スポット6選。

はいさーい。一昨日から、那覇は国際通りに滞在しています。

国際通りといえば活気にぎわうショッピングスポットですが、個人的に旅の醍醐味というのは、地元の人たちの暮らしを肌で感じたり、神社仏閣や自然に触れるところにこそあると感じています。

ところがどっこい、国際通り周辺を取り扱っている観光ガイドにいくつか目を通してみると、賑やかな観光名所を満載する一方で、静かな”癒し系”スポットにはほとんど触れていないことに気づきます。

そこで昨日、半日かけて現地を練り歩いて国際通り徒歩圏内の”癒し系”観光スポットを自力で発掘してみました。

・「国際通りから徒歩圏内で静かに過ごせるスポットを知りたい」
・「王道からちょっと外れたところを観光したい」
・「観光地を一歩外れて、地元の雰囲気を手軽に感じたい」

という方はぜひぜひ参考にしてみてください。

今回ぶらついたのは国際通り〜波の上ビーチにかけて。

今回 徒歩でぶらついたエリアをざっくり図示したマップが以下になります。那覇市の西方面ですね。雑なマップで恐縮ですが、那覇空港との位置関係からなんとなく位置を察してやってください。ちなみに現在地(青い丸)に表示されているのが、伊藤が今この記事を書いているスタバですね。

那覇マップ1

昼頃にスタバのあたりから出発して国際通りを西に進み、県庁前駅に到達したら波上宮(なみのうえぐう)に向かって針路変更して、波の上ビーチで昼寝してまたスタバに戻って散策終了、という流れでした。

当初は波上宮を目的地として出発したのですが、いざ実際に現地を歩いてみると見つかるわ見つかるわ。観光ガイドに載っていない面白スポットがざくざくと。思わず寄り道がはかどってしまいました。

地図でエリアを示すと結構な範囲を移動したように見えますね。純粋な距離的には、国際通りのスタバから波上宮まで寄り道せずに歩いて30分といったところです。

発掘した癒し系スポットの一覧

それで、上記のぶらついたエリアをさらに拡大して、今回発掘してご紹介する観光スポットをマッピングしたのが下の図となります。スマホで頑張ってつくった解説図なので、クオリティの低さには目をつぶるように。

那覇マップ2 

今回メインでご紹介するスポットは以下のとおり。分布が偏っているので、「国際通り周辺」と「波の上エリア」の2つにざっくりと分類してみました。

国際通り周辺
・珈琲茶館「インシャラー」
・大東そば

波の上エリア
・福州園
・慰霊碑(旭ヶ丘公園)
・波の上ビーチ
・孔子廟

当初の目的地であったはずの波上宮は思ったほど印象には残らなかったというか「普通」だったので、記事での紹介は省いています。まあ、ほとんどの観光ガイドに載っているスポットだと思うので、興味があればそちらを参照してください。

では、エリアごとの詳細解説に移りましょう。

国際通り周辺の知られざる観光スポット

国際通り沿いとその周辺で発見したスポットがこちら。

地下の異世界。珈琲茶館「インシャラー」

珈琲茶館インシャラー

出発前にgoogleマップを眺めていたら偶然発見したのがこちらのお店。

いかにも「那覇!」って感じの賑やかな国際通りにあって、この店だけが完全に浮いています。入り口の看板が小さい上に、店舗は地下。通りを歩く観光客の目を完全に拒絶しています。

入り口のひっそりとした雰囲気に反して、ギシギシときしむ階段を降りた先の空間はかなり広めでした。内装は珈琲茶館インシャラーのHPにてご確認ください。こちらの沖縄情報ブログも参考になるかと。

こういうところって「写真はキレイだけど実物は…」というパターンも多いのですが、いやはや、この店に限っては写真そのまんま。完全に異世界です。この空間だけ時間が止まっているような感じでしょうか。「妖しい」という言葉が似合います。いや、ほんと、嬉しくなる妖しさです。

創業41年ということで、地元ではかなり有名なお店と思われますが、店内にお客さんの姿はまばらでした。国際通りで人ごみに疲れた時は、ぜひともこの静かで涼やかな空間で一休みしてください。

開店が午後3時と遅めなので、もしお店に行かれる際にはそこだけ注意してください。実際、一度 昼過ぎにお店に着いたら肩透かしをくらいました…。

珈琲茶館インシャラーの入り口

逆に客に来てほしくないのか?と感じてしまうくらい目立たない看板

完全に異世界。壁の小物ひとつひとつにこだわりを感じます。

完全に異世界。壁の小物ひとつひとつにまでこだわりを感じます。

インシャラーの営業時間に注意

下調べせずに昼過ぎにお店に到着したらシャッターに拒絶されました…営業は午後3時から。火曜定休。

知る人ぞ知るうまい沖縄そば。「大東そば」

大東そば

次にご紹介するのは、JALシティホテルの裏通りに佇む「大東そば」。知人の沖縄通の方に「是非に」とおすすめされたので行ってきました。

地元の人に愛されるお店って感じでしたね。通りには人影がないのに、お店に一歩入ると店内はごった返しているという、本当に売れてるお店によくあるパターンでした。

沖縄そばってどこの店でも食べられるだけに「沖縄そばといえばここ!」というお店が探しづらかったりもするわけですが、今回、大東そばで食べている様子をSNSにアップしたところ、旅好きの友人たちから「ああ、あそこね!」というレスポンスがいくつか返ってきました。どうやらこのお店は「知っている人は知っている名店」という位置づけのようです。伊藤が知らなかっただけで有名なお店なのかもしれません。国際通りからアクセスしやすいので、お店選びに迷った時はここに足を運んで間違いは無いかと。

大東そば外観

写真右の建物が大東そば。地元の老舗ということで、街並みにも溶け込んでいます。

そうそう、大東そばで印象的だったことがもうひとつ。

そば自体の素朴な美味しさもさることながら、お店で販売しているサーターアンダギーが飛ぶように売れていくんですよねー。自家製なんでしょうか?そばを食べ終わった地元の人が揃って注文していくんですよ。今日は荷物になるので買いませんでしたが、もし明日以降にお店の近くに立ち寄る機会があれば、お土産に買って帰るかもしれません。

ちなみに、那覇市在住の経験がある別の方からは「小禄の守礼そば」が一番であるという情報も頂いております。都内に帰る前に、食べられるならぜひ食べたい…

 以上、国際通り周辺で発掘したおすすめスポットでした。で、次は「波の上エリア」です。

波の上エリアの知られざる観光スポット

日本人だけが知らない「福州園」

福州園

県庁前駅を通過して海に向かって歩いていくと、長く続く白い塀と、那覇に似つかわしくない中国式の門が姿を表します。「福州園」です。

那覇の街なかにいきなり中国式の庭園が姿を表わすので、違和感が半端ありません。近くを通りがかったら絶対に無視できないレベルの存在感です。スケール観の割に、なぜか観光ガイドには取り上げられていない不思議…。

門の受付のスタッフさんに聞いてみたところ、この福州園という庭園は、那覇市と中国の福建省の省都 福州市との友好都市締結10周年の記念事業として建設 されたのだそうです。園が完成したのが1992年ということで、意外と最近みたいです。歴史は24年ほど。

本場中国の庭園と比較すると、広さはさほどでは無いかもしれませんが、素人目に見ても細かいディテールへのこだわりを感じました。橋に設置されたオブジェ、漏窓や塔の細かい造り、植物の配置ひとつひとつに意味と意思を感じました。立体的な造形を含めて、きちんとエネルギーを込めて造られている感があります。

園内に人はまばらで、しかもほとんどが外国からの観光客の方でした。人工滝に勝手に立ち入って映像撮影をしている愉快な人達もいましたねー。

福州園の池

中国の庭園としては広くは無いのかもしれませんが、建造に費やされた時間や技術、エネルギーを思うと圧倒されます。

福州園の橋のオブジェ

橋に設置されたオブジェのひとつひとつも細かく異なっています。

道着姿で滝に立ち入って撮影している外国人観光客。

道着姿で滝に立ち入って撮影している外国人観光客の方の姿も。

建築様式とかはよくわからないので、そこらへんに興味がある方はこちらの記事も合わせてどうぞ。→那覇の異境が伝える交流の歴史「福州園」

福州園は特に華僑の方々に人気のスポットなのだそうで。園内では散歩に来た地元の方らしき親子はちらほら見かけましたが、日本人観光客はまばらでした。こんなに丹精込めて造られた庭園なのだから、もっと人が来てもいいのになあ。

入場は無料ですので、波の上エリアにお越しの際はぜひお立ち寄りを。

森に没む慰霊碑。「旭ヶ丘公園 遊歩道」

旭ヶ丘公園の慰霊碑

福州園を出てさらに海に近づくと、いよいよ波上宮の大鳥居と護国寺の門が見えてきます。ところが伊藤、この大鳥居を目前にして、むしろその横にひっそりと続く小径に強く心惹かれました。

小径の入り口がわかりづらいので、googleストリートビューの画像を拝借してきました。実はちょっと記憶が曖昧なのですが、左に波上宮の大鳥居があって、真ん中に護国寺の門があって、たぶん右に見える坂が入り口だと思います。

波上宮入り口のストリートビュー

写真右の坂道が入り口か。実は「気づいたら遊歩道に入っていた」感があって、正確な入り口はうろ覚え。「小桜の塔」という名前の白い石碑が目印。

この小径(遊歩道)は「旭ヶ丘公園」の一部のようです。下の図はまたもやストリートビューの俯瞰写真です。写真の中央部に広がっている森が、伊藤が今回散策した遊歩道です。

旭ヶ丘公園周辺の俯瞰写真

写真の下方に護国寺の表示があって、右上に対馬丸記念館が見えます。左上は波の上ビーチです。写真の下部には「小桜の塔」らしき白いモニュメントも見えますね。(方角的には、波の上のビーチが北側)

結構な時間、この覆いかぶさってくるような緑に挟まれた遊歩道の中にいた気がします。森の中には、「何か」を強く感じる慰霊碑や石碑が数多くありました。

もっとも強い印象を受けた母子像。石版に刻まれているのは戦争で犠牲になった方の名前だそう。

遊歩道の中でもっとも強い印象を受けたのが、「海鳴りの像」と題された母子像。石版に刻まれているのは戦争で犠牲になった方の名前だそう。

打ち捨てられたような石碑。

打ち捨てられたような石碑。

こちらも印象の強いモニュメント。

こちらも印象の強いモニュメント。写真の撮影中、像の裏でホームレスのおじさんが昼寝していることに気づいてビビる(右下に足が見えますね)

どの石碑からも強いエネルギーのようなものを感じました。あまり注目されることがないスポットだと思いますが、強くおすすめします。ぜひお越しください。

石碑・慰霊碑の詳しい名前や由来については、対馬丸記念館の解説ページにてご確認ください。次に行く機会があれば、記念館にも立ち寄りたいですね。

現地人の隠れ昼寝スポット。17アイスと相性抜群の「波の上ビーチ」

遊歩道からのぞむ波の上ビーチ

遊歩道から降りて波の上ビーチへ。ちなみに上の写真は、遊歩道の崖から撮影しました。海がキレイですね〜。

17アイス

近くの自販機で17アイスが売っていたので、砂浜でいただきました。至福のひととき。

海

靴を脱いで足首まで海に浸かってみたり。数日以内に海開きがされる時期ということで、良い感じに涼しかったです。

さすがに撮影は出来ませんでしたが、砂浜では地元民と思われる方々がこぞって昼寝をしていました。気候が良かったこともあって、伊藤もつられてウトウトと。

不思議な力強さに惹きつけられた「孔子廟」

孔子廟

最後にもうひとつ、あんまり知られていないと思われるスポットをご紹介。福州園と旭ヶ丘公園の間に立ち寄ったところなのですが、ここがたいへんに印象深かったです。

至聖廟山門

街なかにひっそりと佇む山門

一度は特に注目することもなくスルーしたのですが、何となく心惹かれるものを感じて引き返してお邪魔したところ、こんな空間に出ました。

大成殿

写真中央の「大成殿」は他の場所に移転したらしく、封印されていました。

大成殿の横には、小さな社がふたつ。

「天尊廟」と「天妃宮」

それぞれ「天尊廟」と「天妃宮」という名前のようです。

上の写真の中央に見える階段をのぼると、石碑がふたつ。

石碑

こうして写真で見ると「何てこと無い」かもしれませんが、個人的な感想としては、今回の散策の中で旭ヶ丘公園と並んでもっともエネルギーを感じたのがこの空間でした。さして広くもないのですが、山門から一歩足を踏み入れると本当に別世界のような空気で、しばし圧倒されて立ち尽くしました。

「ここは一体どんな場所なのだろう?」と気になったので、大成殿の移転先を確認したところ、福州園のすぐ隣とのこと。福州園に引き返してみました。

移転先の場所がこちら。

孔子廟

門がまえ。どうやら孔子を祀っている場所のようです。

大成殿

大成殿。どうやら、3年前に建造されたばかりのようです。

大成殿に置いてあったパンフレットにはこう解説されていました。

久米至聖廟(久米孔子廟)は約2500年前の偉大な思想家、儒学の祖・孔子を祀る廟です。孔子の教えは人生の指針、心の糧として世界の人々に大きな影響を与え、今も生き続けています。

久米至聖廟は約340年前、琉球王国時代に公費などで建立されました。(中略)明治の廃藩置県で土地、建物などすべてが国有化されましたが、後に国から那覇区へ、さらに那覇区から久米崇聖会へ譲渡されました。(中略)残念なことに今大戦の10・10空襲で建物、神像、蔵書などすべてが消失しました。(中略)2013(平成25)年には那覇市久米の松山公園内に新たに久米至聖廟が建立されました。

現在 この聖廟を管理している久米崇聖会は、600年ほど前、当時 世界の交易の重要な中継地点であった頃の琉球王国に中国福建省から移住して技術を提供した「久米三十六姓」の末裔からなる団体だそうです。

孔子廟にも福州園にも「久米三十六姓」が関わっているのでしょう。僕も今日調べてわかった少ない情報から話していて、あまり適当なことは言えませんが、「久米三十六姓」については「沖縄久米村」取材記を読んでみてください。

600年前から今に至るまで、「久米三十六姓」の人たちは沖縄の社会において大きな影響力を持っているようです。

うーん、思わぬところから、沖縄の歴史に触れることが出来ました。とにもかくにも、このスポットはおすすめです。山門から一歩踏み入った先の、天尊廟のあの空間の雰囲気をぜひ味わってみてください。

場所の探し方ですが、大成殿はgoogleマップで「至聖廟(しせいびょう)」、天尊廟は「久米崇聖会(くめそうせいかい)」と検索すれば出てくるはずです。※ひらがなでも検索に引っかかること確認済。

まとめ

以上、実際に現地を歩き回って発見した、国際通りから徒歩圏内の癒し系な観光スポットでした(一部、戦争関連ということで、癒し系とは言えない場所もありましたが…)。

最後に、記事冒頭のマップを再掲します。

図示した場所は割りとてきとうなので、スポットの正確な場所はgoogleマップ先生に聞いてみよう!
那覇マップ2
いとう
この記事が、皆さんの那覇ライフの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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FROM : 伊藤勘司

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ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 勘司

練馬区は武蔵関で、セールスコピーライターやプロモーターをしてご飯を食べています。
ゼロからセールスライターを超える長期企画「GIANT STEPS」運営中。

もともとは千葉の鉄鋼会社で生産管理エンジニアをしていましたが、副業で始めたビジネスで独立しました。

好きなものは、静かで落ち着いたところ全般。ソファーのある喫茶店とか鎌倉の報国寺とか、たまりませんね。最近は座禅とか瞑想とかにも興味あり。

苦手なものは、高いビルがある風景とか人混みとか。あと運動全般。「フットサルやろうぜ!」って声を掛けられると、いつも申し訳なさそうな顔をしてやり過ごします。